示談交渉のポイント

示談交渉示談交渉を行う上で重要といえるポイントは、被害者側が納得のできる無難な金額を提示する事になります。保険会社などの加害者側の提示してくる金額は低い物となっているため、基本的にその金額に従っていると損をする事になってしまいます。かといって、ネットなどの知識から予測した最大金額をいきなり出した所で加害者側もそれには応じてくれないでしょう。裁判の判決を基準にした金額による交渉であっても基本的に保険会社が応じてくれないのは交通事故被害がよほど重篤な物でない限り裁判沙汰になる事が少ないからです。9割がたは裁判まで持ち込まれる事なく示談で済んでしまいます。

仮に裁判にまで持ち込んだ場合は判決が出るまでに早くて半年~1年、長ければ2~3年もかかってしまうので被害者側に負担が大きすぎる事態となってしまいます。ですので、保険会社等の加害者側との交渉において重要となるのは、ある程度早期に解決し、かつ被害者側が納得のできる無難な金額を提示する事、となるのです。

このような金額を探るのは判例やこれまで扱ってきた交通事故事件で得てきた経験のある弁護士しかできないと言えます。被害者のあわれた被害がどれほどの賠償にあたるのか客観的な正しい判断を下し、その判断から導かれる妥当な賠償金を加害者側から引き出すことが弁護士の仕事であり、被害者が弁護士を雇う事の強みだと言えます。交通事故被害にあった場合は、弁護士のもとへ訪ねましょう。ネット検索をすれば、何に強い弁護士なのかも記載しています。また、弁護士サイトによっては示談交渉の流れも掲載しているところもありますので、より交渉について理解しやすいでしょう。必ず交通事故被害の示談交渉に長けた弁護士を選んでください。


賠償金額の基準

基準交通事故に遭われた際の賠償金を決める基準は自賠責基準・任意保険基準・赤本基準の3つがあります。まず、自賠責基準とは自動車利用者が増えた事で交通事故の発生件数が増え、それに伴って死亡事故や後遺障害などの大きな損害が発生する事故も増えました。しかし、それらの自己に対して加害者側が保険に加入していない為、賠償金を支払う事が出来ないという事態も多々増えたことから、自動車保有者が強制的に加入しないくてはならない保険として自賠責保険という物が制定されました。その自賠責保険に対して適用されるのが自賠責基準という物です。その性質上自賠責基準の最大金額はかなり低めに設定されており、最大で120万までとなっています。

次に任意基準とは、各損保保険会社が独自に設定している物でこれは基本的に外部に公表されていません。自賠責では大きな損害賠償を賄う事が出来ない為、それらを補てんするために加入するという方が多いものです。最後の赤本基準とは、賠償金についての示談が成立しなかった場合、弁護士に依頼して裁判を起こした際に、裁判所から提示されるであろう賠償金の基準となります。

このような基準は素人に判断しろと言っても不可能な物です。特に任意保険基準や赤本基準などは経験から推測するしかない所がありますので、こうした予測を立てるのは弁護士に相談し、予測を立ててもらいましょう。


交通事故の示談

交通事故に遭われた際、被害者側への示談金などは被害者が何をせずとも被害者に取って優位な物になる、と考えがちですが、実際にはそうはなりません。交通事故が起きた後には、被害者と加害者の話し合いで示談金やその支払い方法等についての話し合いが行われ、合意に至れば示談が成立するという流れになります。ですが、この話し合いに訪れるのは大抵の場合は代理人であり、これらの訴訟問題のプロである保険会社の人間か加害者側の弁護士となります。

被害者対保険会社この被害者対保険会社という構図はとても不利な物で、大抵の場合は被害者は相手側の言われるがままに交渉を終了してしまう事になります。保険会社と弁護士ではそれぞれの思惑は違いますが、基本的に彼らは示談金の支払い額をできる限り低い物にする事を仕事としていますので、彼らの言うとおりに書面にサインしていると支払われる示談金や保障などは最低限度の物となり、事故の被害から見た相場とは不釣り合いな物となってしまう事が多々あります。

ある日突然交通事故に巻き込まれ、保険会社の人間や弁護士を名乗る人物が示談の話をしにきて、専門用語や統計などの数字を見せられては何が何だか分からずともプロの人間が言うのだからそうなのだろうと、納得してしまうのも無理はありません。では騙されない為にとにかく高い値段を吹っかけていればよいのか、というとそれでは示談交渉がいつまでも終わらずに精神的な疲労ばかりが溜まってしまう事でしょう。そうならないためには弁護士に相談し、適切な価格で交渉に臨むべきなのです。

このサイトではそうした交通事故被害の示談交渉におけるポイントについて説明します。いつまきこまれるか分からないのが交通事故ですので、ここで知識を付けて頂ければ被害者となった際に損をせずに済むかと思います。